■ 音楽監督 |
※合唱団にいがた25周年記念公演挨拶より |
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年末の風物詩としてすっかり定着した新潟第九コンサート、新潟に居を構えて三十余年、私はほぼ毎年関わってきました。オーケストラと合唱による名曲は数多くあるのだからもっと第九以外の演奏会があってもいいのに
という思いから 平成4年の第九演奏会の折に何人かが発起人になり"合唱団にいがた"が創設されました。 幸いいろいろなオーケストラのコンサートで共演させて頂き、第一回の自主公演はハイドン「四季」、以後モーツァルト「レクィエム」、「戴冠ミサ」アジア文化祭への参加 NAC合唱団の中心メンバーとして池辺晋一郎「家族あわせ」(委嘱新作・カワイ楽譜出版)、芸文オープニングコンサートへの参加、マーラー「復活」など演奏の機会を得ることができました。 大規模コンサートを開くには経費がかかり大きなエネルギーが必要です。息切れもあってやや活動が消極的になり団員も減少気味でしたが、一昨年にパイプオルガンとの共演によるヘンデル「メサイア」を公演し、団員も増加してきました。 この度は第九コンサートでご協力頂いている新潟交響楽団のご好意を頂き、また新潟市内で活躍されている音楽家の皆さまのご協力を得て本日のコンサートを迎える事が出来ました。今日のプログラムは、大切に歌い継いでいきたい林光編曲の「日本の名歌曲」若き日のベートーヴェンによる「合唱幻想曲」、フォーレの名曲「レクイエム」を選びました。皆さまのお心に届く演奏ができれば望外の喜びです。 今後とも私どもの活動をご支援下さいますようお願い申し上げます。 |
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